たくさんの宮川地域情報に出会えた「宮川の宝探しマップづくり」の様子です。
実行委員会のゲストとして、宮川地区にお住まいの
小池春夫さん(元・八ヶ岳総合博物館館長)と
小海嘉介さん(宮川安国寺史友会)にご参加いただけ、
また、今回の地図を描く作業に携わってくださる
アルキニストのふりはたかよこさんの同席のもと、
たくさんの昔話や歴史(地積までも!)をお伺いできました。
会場となった阿弥陀堂は、普段は地区の方が会議などで使っている公会堂。
まるで、この地域の住人になったかのような時間でした。
博物館館長の履歴をお持ちの小池さんのお話は、
「人が生まれる前の話し」から始まり、今私たちが居る安国寺が麓となる
守屋山がどんなふうに隆起してできているのか…など、
想像できないくらいロマンチックな地域のお話でした。
小池春夫さんがご自宅から地図を持参してくださいました |
なぜ川沿いに咲く桜が三本なのか、小町屋という“さわ”(地名)についての由来、
安国寺の仁王様が流れ流れて今は下諏訪や岡谷にいらっしゃることなどなど、
日本昔話の題材になりそうな逸話ばかりを、名調子の語り部の如くお話くださいました。
小海さんは、お話する題材をまとめてきてくださっていました |
生活習慣についての由来など、それぞれに意味があり、魅力の所以が
改めて実感することができました。
そして、、、最後は、いつもの「おでかけ隊」による「阿弥陀堂」の上演!
前回の会の際にも上演した作品でしたが、
せっかくなら「ご本尊様(阿弥陀様)」の前でもう一度上演したいとの
「おでかけ隊」メンバーの希望もあり再演。〜小海さんのお話の中で登場した
ムジナも作品にはちゃんと登場していました^^/
改めて、宮川地域を知る企画ではありましたが、忘れかけていた何か大切なことを
みんなで思い出す時間となりました。
ここから、地図を描く作業をふりはたさんにお願いし、マップづくりが始まります!
完成したマップは、「月夜のファウスト」上演時に配布いたします。
どうぞお楽しみに!